シロウトに相続税の申告書作成は可能なのか

相続税の申告書を、経理の知識・経験はもとよりエクセルのスキルもろくに持ち合わせていなかったシロウトが8か月をかけて作成し、所轄の税務署へ提出。その経験をとおして知ったことや感じたことを綴るブログ。

税理士さんの選び方③

 

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税理士さんの選び方について書いています。

 

 

この記事の前に、2つ記事を書いています。

この記事はそれらのつづきです。

www.souzokuzei-jirikisinkoku.site

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税に関するシロウトでも相続税の申告は可能か、

というブログを書いておきながら

「税理士を選ぶ」というテーマで書いています(汗)

 

 

というのも理由がありまして…。

 

 

税理士さんにお願いするにしても

自力で申告するにしても

専門家の力を借りることはとても大切です。

 

わたし自身に関して言うと

申告書や、申告書に添える資料は

自分で収集したり、作成したりしました。

 

しかし、その作業をするうえで不明なところがたくさんあったので

国税庁のサイトや冊子、市販されている書籍をはじめ

さまざまな資料を読み、調べました。

 

とはいえ、自分の調べたことが現時点での法律に見合うものなのか

自分の解釈が正しいものなのか、

さすがにシロウトには判断するのは難しいです。

 

 

そういうこともあって

税理士の先生方に質問や相談をさせてもらい

作業を進めていきました。

 

 

専門家に尋ねると、やはり「答え」にたどり着くのが早いです。

自分で探すときのまどろっこしさが嘘のように

即座に求めていた「答え」に導かれます。ありがたや。

 

 

…が、しかし。

ひとつだけ、困ったというか、混乱したことがありました。

 

 

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今回の申告では

役所の無料相談と、税理士事務所の無料相談とで

のべ10人以上の税理士の先生方にお世話になりました。

 

 

で、混乱したこと、というのは

先生によって解釈や、やり方が異なることがある

ということ。

 

 

 

具体的に書きますと

我が家には「先代名義の不動産」とおぼしき土地・家屋がありました。

 

それを今回の申告ではどのように扱ったらよいのか

判断がつきかねたので、税理士の先生方にお尋ねしました。

 

というのも、先代名義の不動産がある場合

「数次相続」と呼ばれるケースになるそうなのですが

 

①亡母からの相続財産として申告するもの、なのか

②先代から亡母も含めた(先代の)相続人への相続財産として

 まだ行っていなかった遺産分割協議を開き、遺産分割協議書を作成する

 …つまり、亡母の相続財産ではないものとして扱うもの、なのか

 

①と②、いずれが正しいのか、判断がつかなかったのです。

 

 

それで、税理士の先生に伺ったのですが

同じ資料をお持ちして、同じように事情をお話したのですが

①という先生もおられれば

②という先生もおられまして…(汗)

 

 

 

幸い、ありがたいご縁をいただいて

国税庁の資産課税課?で相続税贈与税に関わるキャリアを積んでこられて

最近、退官して、いまは税理士として活躍している、という先生に

お話を伺うことができまして

 

その先生のお見立てだと

わがやのケースでは、②の扱い(今回の亡母の相続財産には

あたらない、という扱い)で問題ないだろう

と判断される、とのことで

ようやく大混乱から脱することができたのですが…

 

正直なところ

その判断しだいでまた相続税の額も変わってくるので

先生方の見解が異なると、

どうしたらよいものか途方にくれてしまいますよね。。。

 

 

 

ここで言いたいのは

・税理士によって、解釈や判断が異なる場合がありえること

・申告納税する側として、どの解釈や判断を採用するのか、

 (どの先生の仰ることをとるのか)決める必要があること

 

 

 

税理士の先生におまかせしたから、あとは丸投げ〜

というのでは、もしかしたら

申告しなくて良いものまで申告してしまう、ということも

まったくないとは言えない気がします。

 

決して、プロを信用しない、ということではありません。

 

専門家におまかせしつつも

ほかの可能性はないか、疑問に思うときには

医療と同じように

セカンドオピニオンではないですけど

複数の専門家に話をうかがってみる、というのは有用だと思います。

 

 

 

もし、複数の先生に聞きに行く、というのが煩雑に感じるようなら

おすすめしたいのは、税理士ドットコムの「みんなの税務相談」です。

 

ありがたいことに無料です。

 

www.zeiri4.com

 

 

 

運がよいと自分が投稿した一つの質問に

複数の先生から回答がつく場合があります。

 

 

もし判断に迷うことがあったら

まずは「みんなの税務相談」のような場に

問を投げかけてみて

 

そのうえで、更に具体的な「答え」が必要であれば

リアルで税理士の方にお会いして尋ねる、

という方法もおすすめです。

 

 

自分が投稿しなくても

過去の質問・回答を閲覧するだけでも

とても勉強になります。

 

税理士の先生によって

同じケースに対する回答の仕方もさまざまです。

 

それを見ていくうちに

依頼する側として、どのような説明の仕方がわかりやすいのか

自分にとってわかりやすい言い方をしている先生も

みつかってくると思います。

 

 

 

「税理士さんを選ぶ」上で

その視点は大きなポイントになってくると思います。