シロウトに相続税の申告書作成は可能なのか

相続税の申告書を、経理の知識・経験はもとよりエクセルのスキルもろくに持ち合わせていなかったシロウトが8か月をかけて作成し、所轄の税務署へ提出。その経験をとおして知ったことや感じたことを綴るブログ。

【 申告書作成 】相続税の申告書には、作成する順序がある!

 

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申告書には第1表から第15表までの書式があります。

でも、第1表から順番に記入していくのではないのです!

 

相続税の申告書は、ちょっと特殊な(?)順序で作成していくので

注意が必要です。

 

 

 

相続税申告書の作成手順については、国税庁が公開している「相続税の申告のしかた」という小冊子が参考になります。

 

現在公開されているのは、令和元年分です。

相続税の申告のしかた(令和元年分用)|国税庁

 

 

相続税の申告書の記載例 等」については、相続税の申告のしかた」のp.65以降に 説明が書いてあります。

 

 

どの表から記入していくか、を示したのが下の図です。

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↑ 「相続税の申告のしかた」p.41より

https://www.nta.go.jp/publication/pamph/sozoku/shikata-sozoku2018/pdf/05.pdf

 

 

 

相続税の申告で作成→税務署へ提出する書式は、複数枚に及びます。

 

ちなみに我が家の場合は、以下の6種類の書式(第○表)を作成し提出しました。

● 第1表・第1表(続)

● 第2表

● 第9表

● 第11表

● 第13表

● 第15表・第15表(続)

 

   

それぞれのご家庭によって、被相続人の遺産の種類や相続人の人数など、状況が異なります。

そのため、申告の際に提出する書類は、それぞれのご家庭によって異なります。

 

 

たとえば、もし持ち家があって、「小規模宅地等の特例」を使う場合には、「第11・11の2表の付表1」というものも、作成することになるかと思います。

 

 

 

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さすがにココまでは紙が積み上がることは…よほどのことがない限り、

「ない」とは思いますが、…でも相当「紙だらけ」には、なります。 電動シュレッダー、必須です!!!

 

 

作成の順序に話を戻しますと…

 

一般的な場合ですが、おおよそ以下のような流れで作成していくことになると思います。

 

  

相続税の申告書 記入する順序>

 

相続税のかかる財産(課税財産)や被相続人の債務などについて、

 第9表から第15表を作成

 

② 課税価格の合計額及び相続税の総額を計算し、

 第1表、第2表を作成

 

③ 配偶者の税額軽減(配偶者控除)などの各種控除・加算などがあれば、

 その額を計算し、第4表から第8表までの該当するものを作成

 → 第1表の税額控除額を記入する欄に控除額を記入(転記)

 → すべての相続人について各人が納付すべき相続税の額を算定・記入(第1表)

 

 

まずは、受け取った生命保険金や、被相続人の遺した資産などを記入する

第9表〜第15表から作成していきましょう。

 

次の記事では、第9表について書きます!